壁面収納のリフォームの費用や事例と相場を徹底解説!

著者:株式会社ロッカク工務店

「片づけてもすぐ散らかる」「テレビ周りや本棚がごちゃつく」——多くのケースでは“動線と使用頻度のズレ”や“壁面のデッドスペース”が主な原因です。壁一面を活用する収納は床面を圧迫せず、奥行き30〜45cmでも日用品やAV機器、本をスッキリ収められます。配線や下地に注意を払うことで、見た目も使い勝手も格段に向上します。

本記事では、造作と既製品の選び方、リビング・寝室・子ども部屋・キッチン・洗面・玄関の間取りごとのアイデア、集合住宅の管理規約や騒音配慮、見積内訳までを実例を交えて解説しています。一般的に既製品を活用した場合の費用は10万円台から30万円台、壁一面の標準的な造作の場合は30万円から80万円台、配線隠しや間接照明を含むフル造作では80万円以上となることが多く、工期は内容によって1〜10日程度が目安です。

リフォームで空間の価値を高める提案力と施工力 - 株式会社ロッカク工務店

株式会社ロッカク工務店は、店舗や商業施設、介護・医療施設などのリフォーム・リノベーションを中心に、建物の価値を高めるご提案を行っている工務店です。設計から施工まで一貫して対応し、現場を熟知したスタッフが細部まで丁寧に仕上げます。難易度の高いリノベーションにも柔軟に対応します。また、株式会社ロッカク工務店では一緒に働く仲間も募集しています。ものづくりが好きな方、建築やリフォームに興味のある方を歓迎し、チームで協力しながら成長できる環境を整えています。お客様の想いを形にする仕事に挑戦してみませんか。

株式会社ロッカク工務店
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住所 〒733-0002広島県広島市西区楠木町1-7-6 201号室
電話 082-208-2164

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目次

壁面収納のリフォームで部屋を劇的に片づける理由を総整理!

収納不足の原因と壁面活用の相性を見抜くプロの視点

「片づけてもすぐ散らかる」主な原因は、物の使用頻度と収納位置が合っていないこと、そして壁際のデッドスペースが手付かずであることにあります。床置きの家具を増やすほど動線は複雑になり、取り出しやすい高さを確保できず“仮置き”が多くなります。そこで有効なのが壁面を面で使う設計です。天井高までの連続収納にすれば、使用頻度順に高さを割り振ることができ、動線が短縮され回遊性が向上するのが最大の利点です。梁や柱を避けて造作すれば、寸法ピッタリに収められるので、視覚的なノイズが減ってリビングやキッチンの見通しが良くなります。また、既製家具の組み合わせでは生じやすい隙間をなくせるため、掃除の手間も減り、掃除機やロボット掃除機の通り道も確保しやすくなります。収納量だけでなく“しまい方の順番”を壁で設計できることが、リフォーム時に壁面収納を選ぶ最大の理由です。

  • ポイント
  • 頻度×高さで最短動線化
  • 床面の可視化で散らかりにくい
  • 寸法最適化で隙間と掃除手間を削減

見せると隠すを両立する収納テクニック

壁面収納は「見せる」と「隠す」のバランス次第で使い勝手が大きく変わります。基本は、頻繁に使用する軽い物はオープン収納生活感が出やすい物や重量物は扉内収納にすることです。例えばリビングなら、日常的に使うリモコンや書類トレーは腰高〜目線にオープンで配置し、配線や充電器、掃除道具は扉内にまとめます。キッチンでは、よく使う器やスパイスを手前の可動棚へ、家電は扉内にコンセントを用意し“見えないまま使える”状態を実現しましょう。玄関は来客の視線を意識して靴以外の外出グッズや傘は扉内に、アクセントになる小物はニッチで見せると空間が引き締まります。洗面スペースではタオルをオープンに、洗剤やストックは扉内で清潔感をキープ。扉は連続面を意識し、圧迫感を抑える色選びが重要です。オープン部分は照明で陰影をつけると、“飾って整う”効果が高まります。

  • 実践ポイント
  • 高頻度はオープン、生活感は扉内
  • 扉色を壁色に合わせて連続面で軽く見せる
  • ニッチ×間接照明で見せ場をつくる

壁面収納のリフォームを計画する前に絶対確認したいポイント

壁面収納は設計の良し悪しだけでなく、施工可否の初期チェックが成否を左右します。下地や配線、搬入経路を見落とすとコスト超過や設置不可の原因になるため、現地調査でしっかり確認しましょう。集合住宅の場合は管理規約や作業時間、共用部の養生ルールも必ず確認が必要です。リビングやキッチンでテレビ台と一体型の場合、配線経路・コンセント位置・熱対策が特に重要となります。洗面や玄関では湿気や汚れへの強さとクリアランス確保がポイント。採寸は天井高、梁・柱の出、巾木の厚み、床や壁の歪みまで細かく把握し、扉の干渉や家電扉の開口角度もシミュレーションしましょう。必要な収納量は“物のサイズ”でリストアップし、将来の増減も見込んで可動棚やモジュール寸法を選ぶと失敗が減ります。費用は本体だけでなく、下地補強や電気工事、壁紙復旧まで含めて比較することが大切です。

確認項目 要点 見落としリスク
壁構造・下地 石膏ボード厚み、間柱ピッチ、耐荷重 固定不良やたわみ
配線・設備 コンセント位置、分岐、熱対策 機器不調や見た目悪化
採寸精度 天井高差、梁・巾木、歪み 扉干渉や隙間発生
搬入経路 階段・エレベーターサイズ、養生範囲 搬入不可や追加費用
管理規約 工事時間、騒音、申請 着工遅延や仕様制限
  • 進め方の手順
  1. 現状の物量を寸法付きで棚割り化
  2. 現地調査で下地・配線・採寸を確定
  3. モジュールと素材を選定し熱・通気を設計
  4. 見積は本体+補強+電気+復旧で総額比較
  5. 試作図で扉開閉と動線を最終確認

さらに、リビングの壁面収納は色や木目、目地幅を統一することで、同じ費用でもワンランク上の印象を演出できます。

壁面収納は造作か既製品か?リフォームの最適解をズバリ提案!

造作の壁面収納を選ぶべき条件を分かりやすく解説

リフォームで壁面収納を検討する場合、まず造作と既製品のどちらが適しているかを見極めることが大切です。造作のメリットが活きるのは、梁や柱、窓周りなどの段差までミリ単位で寸法調整が必要な住まい、リビングでテレビ台や本棚を壁と一体化して圧迫感を抑えたいケースなどです。さらに、AV機器やルーターの配線処理を隠したい場合や、可動棚や扉割りを収納物のサイズに合わせたい場合にも最適です。集合住宅でも管理規約に則って進めれば対応可能なことが多く、造作はデザインと使い勝手の両方で高い満足度が得られます。選択のコツは、1収納量、2見た目の統一、3配線や下地の条件、4将来の可変性といった優先事項を数値化して比較することです。特にキッチンやリビングなど日常的に使う場所では、開閉動作や清掃性も含めて検討すると失敗が少なくなります。

  • 向いている住まい: 段差や梁が多い、天井高が変化する、狭小
  • 向いている用途: テレビ台壁面収納、キッチン家電のビルトイン、本棚
  • 重視したい要素: 寸法自由度、一体感、配線隠蔽、掃除性

造作の費用相場と工期の目安を知ってお得に計画

造作の費用はサイズと仕様によって大きく変わります。一般的なリビングの壁一面収納なら、オープン中心で20万円〜40万円、扉・引き出し・間接照明・配線ボックスまで含めると30万円〜80万円前後が目安です。テレビ台一体型やフラット面仕上げなど加工精度が必要なものは80万円以上となる場合もあります。工期は現地作業で2〜5日が一般的ですが、塗装や電気工事、壁紙復旧を含めると1週間前後かかることも。見積もりは本体だけでなく、下地補強や電気工事、塗装・面材、金物のグレードなど項目ごとに分けて確認すると比較しやすくなります。費用を抑えたい場合は、可動棚を活用して扉の枚数を減らす、既存の壁紙をできるだけ残す、造作と既製品を組み合わせる方法もおすすめです。

項目 目安 価格影響のポイント 補足
本体材料・造作費 60〜80% 天井までの高さ、扉・引き出し数 面材グレードで変動
仕上げ(塗装・面材) 10〜25% 指紋・耐傷・木口仕上げ マットは指紋目立ちにくい
電気工事・配線 5〜15% 間接照明、コンセント増設 機器発熱対策が重要
下地補強・復旧 5〜15% 取り付け強度、壁紙補修 集合住宅では要確認

複数の業者で同一条件で比較を行えば、工事項目の漏れや追加費のリスクも抑えられます。

既製品の壁面収納を活用する時にピッタリな条件とは

既製品は、費用とスピードを両立したいリフォームに適しています。シリーズ展開が多いシステム収納を選ぶことで、短工期で導入でき、将来の移設や買い足しも容易です。特にキッチンや洗面、玄関などサイズが決まっている場所は既製モジュールで十分な収納力が確保しやすく、多彩なメーカーのラインアップから比較検討できます。コスト最優先ならオープン棚主体、見た目の統一感を重視するなら扉付きがおすすめです。壁への固定や下地の位置は事前に必ず確認しましょう。リビングではテレビサイズや配線位置の制約が出やすいため、余白や配線ダクトで無理なく収める工夫がポイントとなります。搬入や養生計画も立てやすく、原状回復が必要な賃貸住宅にも向いています。

  1. コスト重視の場合は既製品中心、造作は必要部分のみ
  2. 短工期重視の場合は在庫のあるシリーズを選ぶ
  3. 将来の可変性を重視するなら増設・移設可能なシステムを
  4. 配線や下地は現地調査で位置を確定し、追加工事の有無を確認
  5. 色柄の統一は同一メーカーの面材でまとめ、調和を図る

リフォームにおける壁面収納の満足度は、使う物をリスト化し、設置後の動線まで計画に盛り込むことで大きく高まります。それぞれの長所を活かし、造作と既製品を上手に組み合わせることが理想の空間づくりへの近道です。

壁面収納のリフォームを成功させる!間取り別おすすめアイデア集

リビングでテレビ台一体型の壁面収納を設ける魅力と工夫

リビングの印象をスッキリ整えたいなら、テレビ台一体型の壁面収納が非常に有効です。ポイントは配線やレコーダー、ルーター、ゲーム機などを見せずに管理し放熱と点検性も両立させること。背板に配線用スリットや点検口を設けたり、AV機器収納部に通気仕様の扉(ルーバーやパンチングなど)を採用することで熱こもりを防ぎます。コンセントは機器の近くに計画し、余分なケーブルを逃がすボックスを内蔵すれば清掃性も向上。掃除ロボットを使う場合は本体を浮かせるフロート設置が便利で、足元の奥行きを浅くしても収納力が確保できます。上部は飾り棚と間接照明で軽やかに演出し、下部は引き出しや扉付きで生活感を抑えるのが効果的です。コストや収まりを考えるなら、造作と既製ユニットの組み合わせがバランス良く仕上がります。

  • 放熱重視の通気ルートと配線スリットを背板に設ける
  • 点検口を機器背面に用意し、メンテナンスを簡便化
  • フロート設置で掃除のしやすさと軽快感を両立
  • 上部はオープン、下部は扉で見せる/隠すを切り替える

寝室や子ども部屋で衣類や本もスッキリ整理する壁面収納術

寝室や子ども部屋では、使う人や物の変化に合わせて可変できる設計が重要です。壁一面に可動棚をベースとし、ハンガーパイプの高さを2段可動にしておくことで季節や成長による衣類の長さの変化にも柔軟に対応できます。布団や衣装ケースは下段に、読みかけの本や身支度小物は目線から手の届く範囲に配置すれば散らかりにくいです。開き扉はベッドやデスクに干渉しやすいため、引き戸や軽量折れ戸、あるいはカーテンやロールスクリーンで圧迫感を抑えるのもおすすめ。内部に間接照明や連動ライトを仕込んでおけば、早朝や深夜でも探しやすくなります。子ども部屋はラベリングできる浅めの棚やA4ファイル対応の縦収納を組み合わせ、作品や学用品を定位置化。寝室に壁面収納を導入すれば、床に物を置かず掃除しやすくなり、音や光の反射も抑えられて落ち着いた空間になります。

項目 推奨仕様 ねらい
ハンガーパイプ 高さ2段可動+耐荷重強化 成長・季節変化に柔軟対応
可動ピッチ32mm前後 本・衣装ケースの微調整
引き戸/軽量折れ戸 動線と干渉を回避
照明 間接/連動ライト 夜間の視認性と省エネ

リビングの奥行きと耐荷重の基準を押さえて失敗しない選び方

リビングの壁面収納は、奥行きと耐荷重の基準を押さえておくと失敗が少なくなります。テレビは実寸に合わせ、配線や放熱スペースを考慮して本体奥行き+50〜80mmの余裕を持たせると安心です。AV棚の可動板は厚さ25mm前後を基準に、レコーダーやゲーム機の重量に応じて棚受け金具を増やします。オープン棚の耐荷重は、標準で1枚あたり10〜20kgを想定し、重たい本や機器が多い場合は中仕切りでスパンを短くしてたわみを防ぎましょう。固定は下地(胴縁・間柱)へのビス留めが基本で、下地がない場合は合板下地を先行施工します。テレビの壁掛けには適合する金具と合板下地+ボルト固定を用い、配線は壁内ルートや点検口を活用します。リフォームで壁面収納を安全に使うには、家具としてのデザインだけでなく構造と下地補強も同時に計画することが大切です。

  1. テレビの実寸を採寸し、放熱・配線分の余裕を見込む
  2. 棚板の厚みや支持金物を機器重量に合わせて選ぶ
  3. 下地の位置を確定し、必要なら合板下地を追加
  4. 壁掛け金具は適合性とボルトの長さを確認
  5. 点検口と通気ルートで熱こもりとメンテナンスを両立

キッチンや洗面や玄関を劇的に変えるリフォームで壁面収納プラン

キッチンで壁面収納を増やすときのプロ直伝ポイント

キッチンの壁面を活かすことで、作業台を広く保ちながらも収納力を十分に確保できます。専門家が重視するのは、手元の高さ基準や動線計画、さらに家電や調理道具のサイズに合わせた寸法の設定です。まずは吊戸棚、オープン棚、パントリーを組み合わせて整理し、よく使うものから順に手の届きやすいゾーンへ配置します。奥行きは浅めにし、目線から腰の高さを中心に設計することで、圧迫感を抑えて使いやすい空間になります。ごみ分別やリサイクル品の置き場は通路の邪魔にならない場所に配置し、引き出しやスライド棚を活用して見える化すれば家事効率がアップします。配線計画も重要で、電子レンジやトースターの放熱スペース、コードの取り回し、掃除のしやすさまで考慮することが大切です。リビングに面した対面キッチンの場合は、扉付き収納とオープン棚をバランス良く使い分けて生活感を調整しましょう。集合住宅のキッチンでも壁下地を確認すれば、可動棚や有孔ボードの後付けで柔軟に収納を増やせます。

  • 手元高さの基準を決定したうえで吊戸棚とオープン棚を配置
  • 家電置き場の放熱と配線を事前に計画する
  • 奥行きを浅めにして圧迫感を抑え、見える化で家事効率を向上

キッチンリモデルと壁面収納が相性抜群な理由

キッチンのリモデルは設備の更新と同時に収納計画も最適化できるため、壁面収納との相性がとても良いのが特徴です。家事動線を短縮し、調理・配膳・片付けを一直線に結ぶことで、移動や物の取り出し回数を減らせます。重要なのは、家電の置き場やごみ分別のスペースを同時に計画することです。可動棚や引き出し、スライドテーブルを利用すれば、ブレンダーや炊飯器などの小型家電を必要な時だけ前に出し、使わない時は壁面にすっきり収納できます。乾物や調味料は浅型収納に、重いものや在庫品は下段の深型収納に分けると便利です。扉の開閉スペースがとれない場合は、引き戸やリフトアップ式を選ぶとスペースを有効活用できます。さらに、キッチンパネルと収納を一体化すれば掃除がしやすく、油はねや蒸気も防げます。リビングダイニングと空間がつながる場合は、壁面収納の素材や色調を床や建具と合わせることで、部屋全体の統一感が演出できます。動線短縮・清掃性・配線のしやすさを同時に叶えられる点が大きな魅力です。

設計ポイント 具体策 効果
家事動線 調理・配膳・片付けの一直線配置 移動回数の削減
家電収まり スライド棚・放熱スペースの確保 使う時だけ前出し
ゴミ分別 下段引き出しに分別ボックス 片付け時間の短縮
清掃性 パネル一体・コードを隠した配線 掃除負担の軽減

洗面所や玄関で活躍する薄型壁面収納リフォームのコツ

洗面所や玄関のように奥行きが限られる場所では、薄型の壁面収納がとても効果的です。可動棚やニッチ、埋め込み収納を組み合わせれば、通路幅を狭めずに収納量をしっかり確保できます。洗面所ではタオルや日用品を浅めの奥行きで立てて収納し、扉付きにすることで湿気や生活感をコントロールできます。樹脂製の棚や耐水性のある面材を採用し、換気計画と合わせてカビ対策も万全にしましょう。玄関は出入りが多い場所なので、床から浮かせたベースやベンチ兼用のカウンターを設けることで、靴の履き替えや荷物置きがしやすくなります。傘や掃除用具は縦長ニッチにまとめ、マグネットやフックを使えば家族の動線に合わせて収納を整えられます。集合住宅でも下地の確認を行い、後付けの埋め込みボックスや浅型ユニットを選ぶと導入しやすいです。奥行きを抑えて取り出しやすく、見せる収納と隠す収納のメリハリをつけると、限られたスペースでも使い勝手が大きく向上します。

  1. 奥行き160〜250mmを目安に通路を圧迫しない寸法に
  2. 可動棚で季節による変化や来客対応に柔軟に対応
  3. 耐水・防汚素材を優先して掃除の手間を減らす
  4. フックやニッチで日常動線に収納を寄せる

壁面収納リフォームの費用と見積もりの裏側

賢く始める壁面収納リフォームのコストダウン術

コストを抑えて効率よくリフォームを進めるには、既製品を活用したり部分的に造作を加える方法が有効です。サイズの合う既成キャビネットを土台とし、隙間部分だけを造作で仕上げることで見た目の一体感を保ちつつ工期も短縮できます。オープン棚を中心にプランニングすれば、扉や金物の費用を抑えられますし、高価な塗装や突板仕上げを避ければさらなる節約も可能です。集合住宅のリビングや洗面所、玄関など、ピンポイントでの改善にもこの方法は適しており、搬入や騒音の負担も比較的少なく済みます。省施工のコツは、既存の壁紙をできるだけ残せるように割り付けを工夫し、家具の配置を最適化して無駄な解体を減らすことです。見積もりの際は、本体と施工費を分けて比較し、同条件で横並びに比較することで価格差の理由が見えてきます。小規模から始めて拡張可能な設計にしておけば、今後のリモデルにもスムーズにつながります。

  • 既製品+部分造作でコストを最適化
  • オープン棚中心で金物・扉費用を節約
  • 解体を最小限に抑える割り付けで内装復旧費を削減

追加費用が発生しやすいリフォーム条件と対策

リフォームで予算が超過しやすいのは、事前の見落としによる追加工事が多いからです。下地補強は重量のある本棚やテレビ台などで必要になりやすく、石膏ボードだけの壁は合板の増し貼りや下地組みが求められる場合があります。電気配線では間接照明やコンセントの増設、通信機器の隠ぺいなどで追加費用が発生することが多いです。既存撤去では、壁紙の張り替えや巾木の交換が広範囲に及ぶと、想定以上に復旧費がかさむことがあります。さらに大型ユニットの搬入費用やエレベーター制限、共用部の養生なども加算要因となりがちです。見積もりの際は、耐荷重の根拠電気図の有無撤去と復旧範囲搬入経路や時間指定を明確にしておくことが重要です。これらが曖昧なままだと後日精算になりやすく、比較もしにくくなります。

追加要因 典型シーン 事前確認ポイント
下地補強 造作本棚、テレビ壁掛け 合板増し貼りの範囲と厚み
電気配線 間接照明、機器隠ぺい 回路容量、スイッチ位置
既存撤去 造り付け家具撤去 壁紙・巾木の復旧範囲
搬入・養生 大型ユニット搬入 エレベーター・共用部規約

フル造作で仕上げる壁面収納リフォームの価格帯とは

フル造作の壁面収納は、空間との一体感や自由な設計が魅力です。素材や建具、照明まで統一でき、設置幅や高さ、素材の選び方によって価格が大きく変動します。突板や無垢材、ウレタン塗装、ガラス建具、静音スライド金物などを選ぶと価格は上がります。AV機器の放熱や配線経路、可動棚の細かい調整、ダストボックスや掃除機ステーションの組み込みなども設計の精度が求められます。間接照明を設ける場合は電気図とメンテナンス動線も同時に検討し、将来の機器更新のための配線余長も確保しておくと安心です。リビングの壁一面を造作した場合、中価格帯から高価格帯まで幅がありますが、見積もり内訳の透明性が完成後の満足度を左右します。仕上げ見本や実例をしっかり確認し、現地採寸をもとに複数案を比較して、機能・意匠・価格のバランスを数値で整理することで、納得のいく選択ができます。

  1. 素材や塗装の指定範囲を明確にする
  2. 配線や建具の干渉を図面で検証する
  3. 可動棚と固定棚の役割分担をはっきりさせる
  4. メンテナンスや清掃の動線を確保する
  5. 同条件の複数見積もりで比較検討を行う

なお、キッチンや洗面など水回りに近い場所では、耐湿仕様や防汚仕上げを選ぶことが価格と耐久性に影響するポイントとなります。

壁面収納リフォームで後悔しないための設計ルール&チェックリスト

使いやすい寸法とゾーニングを決める収納配置の黄金ルール

日常的に使う収納は「取りやすさ」が満足度を大きく左右します。最初に動線を基準にゾーニングを行い、使用頻度の高いものを人の動きに沿って配置しましょう。よく使うアイテムは腰高に集約し、重いものは下段、軽いものは上段という原則を守ると、自然と出し入れがしやすくなります。リビングのテレビ台一体型やキッチンの壁面収納リフォームでは、奥行きや開口部の制限にも注意が必要です。目安として、リビングの可動棚は奥行き28〜35cm、AV機器は40cm前後、キッチンは家電の放熱を考慮して45cm以上を確保すると安心です。マンションリフォームの場合は、梁や柱の出っ張り、コンセントの位置、点検口との干渉も事前にチェックしましょう。洗面所や玄関など奥行きが限られる場所では、扉を引き戸やフラットハンドルにするだけでも通行幅を確保できます。家族の身長差がある場合は、よく使う棚を可動にして、日常品は目線から胸の高さ、季節品は最上段に分けると快適に使えます。

  • 腰高ゾーンに高頻度アイテムを配置
  • 重い物は下段・軽い物は上段で安全性を確保
  • 可動棚と奥行きの最適化で無駄なスペースを解消

圧迫感ゼロ!壁面収納デザインと色の選び方アイデア集

大きな面積を占める壁面収納は、面材や納まりによって空間の印象が大きく変わります。白やグレージュなど高反射で明度の高い色味を選ぶと部屋全体が広く見え、木目を縦方向に使うことで天井の高さを強調できるため、より開放的な雰囲気を演出できます。扉材はフラットな面材やライン取っ手、J型手掛けなど突起の少ないデザインを選ぶと視線が流れやすく、すっきりとした印象になります。巾木は面材と同じ色で最小寸法に抑えるか、巾木を避けて浮かせるように施工し影を作ると、より軽やかな見た目となります。鏡面素材は光を反射して明るさを増しますが、映り込みが気になる場合はセミマット仕上げで反射をコントロールすると日常に馴染みやすいです。ガラス扉は空間ごとに使い分けるのがおすすめで、リビングでは飾り棚として、キッチンでは中桟付きにしてガラスのたわみを防ぐ工夫が有効です。連続した壁面収納は単調な印象になりやすいため、オープン棚と扉付き収納の比率を2:8〜3:7に構成すると、生活感を抑えながら見せる収納も楽しめます。手前側の壁紙や床材を収納本体と同系色に寄せることで、大容量の壁面収納でも圧迫感を感じにくくなります。

デザイン要素 推奨の選び方 期待できる効果
色・反射率 白〜淡色のセミマット 広がりある空間、指紋が目立ちにくい
取っ手形状 ライン取っ手・手掛け フラットで視覚的なノイズを減らす
巾木・影 同色細巾木/浮かせ施工 軽やかな印象
扉割付 扉付き7:オープン3 生活感を抑えてアクセントも

家電や配線・点検口も抜かりなし!壁面収納リフォームの細部テク

細部の計画が仕上がりのクオリティを大きく左右します。最初に家電リストを作成し、コンセントの位置や口数、USBや有線LANの必要性を確認しましょう。配線計画では、背板に配線ダクトや点検用サービスホールを設けておくと、将来の機器入れ替えにも柔軟に対応できます。AV機器やルーター、プリンターには放熱のために左右と背面にそれぞれ50mm以上の空間を確保しておくと、機器のトラブルを防ぎやすくなります。点検口がある壁の場合は、可動式の目隠しパネルや着脱可能な背板でメンテナンスアクセスを担保するのがポイントです。洗面所では防湿素材や樹脂エッジを用いて耐久性を高め、キッチンでは蒸気を発する家電の上に耐熱素材やガードを設けると安心です。玄関ではマグネット下地や小物トレイを組み込むことで外出時の動線が効率化します。見積もりの比較では、電気工事・補強・内装復旧の内訳が明記されているかを必ずチェックしましょう。壁面収納のリフォームは、見た目以上に施工内容の情報密度が高いため、図面や現場写真で内容を明確に共有できると安心です。

  1. 家電のサイズや放熱条件をリストアップする
  2. 配線計画とコンセント増設の位置を決める
  3. 点検口や既存配管のメンテナンス経路を残す
  4. 可動棚や背板の着脱方式を選ぶ
  5. 施工範囲や復旧範囲の見積もり内訳を確認する

リフォームで壁面収納が叶えた!タイプ別の施工事例紹介

リビングのテレビ台一体型壁面収納で配線がすっきりした実例

テレビ台を組み込んだ壁面収納にリフォームしたケースです。リフォーム前はテレビ周りに家具が点在し、レコーダーやゲーム機、ルーターの配線が露出していたため掃除が手間でした。リフォーム後は壁一面を使ってAV機器や書籍、書類などをまとめ、配線を背面で隠す設計に。扉付きユニットとオープン棚を組み合わせ、生活感を抑えつつお気に入りを飾る楽しみもプラスされています。下部は引き出し収納で重い物、上部は軽い物を収納し、使う高さを最適化。天井までの収納でも、中央部を抜いて間接照明を仕込むことで圧迫感を軽減しています。既存の壁下地の状況を確認し、必要に応じて補強を施すことで安全性も確保。日常の片付けの頻度が減り、掃除の手間が減って視界もすっきりした壁面収納となりました。

  • ポイント
  • 配線は背面でまとめて点検口も設置
  • 扉とオープン棚で“見せる”と“隠す”を両立
  • 重い物は下、軽い物は上へ配置して出し入れ楽々

キッチンの壁面収納リフォームで家事動線が改善した実例

背面の壁面収納を導入し、調理家電や食器、ストック、ゴミ箱の定位置を確保した事例です。リフォーム前は家電が分散し、配膳や片付けのたびに何度も振り返る必要があり、床置きゴミ箱が動線をふさいでいました。リフォーム後はカウンター高さを作業台に合わせ、上部棚は食器、カウンターは家電、下部は引き出しとビルトイン式ゴミ箱に。家電用には専用コンセントと蒸気を逃がす工夫、トースター上部には耐熱材で安全性を高めました。扉はソフトクローズ、内部は可動棚で食器の量に柔軟に対応できます。結果、配膳がスムーズになり掃除もしやすく、空間の見た目も整いました。キッチンのリフォームと同時に壁紙や床の張り替えを行うと、全体の統一感と施工効率がアップします。

  1. 収納ゾーニングを決める(調理・配膳・片付けなど用途別に)
  2. 家電のサイズや放熱スペースを確認し専用コンセントを設ける
  3. ゴミ箱の容量や回収動線を先に確定
  4. 可動棚と引き出しの比率を使用頻度で最適化
  5. 掃除しやすい動線(巾木や床の見切り)まで設計に含める

集合住宅の場合は搬入経路や管理規約の事前確認、静音施工や養生の徹底も大切です。

リフォームで空間の価値を高める提案力と施工力 - 株式会社ロッカク工務店

株式会社ロッカク工務店は、店舗や商業施設、介護・医療施設などのリフォーム・リノベーションを中心に、建物の価値を高めるご提案を行っている工務店です。設計から施工まで一貫して対応し、現場を熟知したスタッフが細部まで丁寧に仕上げます。難易度の高いリノベーションにも柔軟に対応します。また、株式会社ロッカク工務店では一緒に働く仲間も募集しています。ものづくりが好きな方、建築やリフォームに興味のある方を歓迎し、チームで協力しながら成長できる環境を整えています。お客様の想いを形にする仕事に挑戦してみませんか。

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