【必見】リフォームのトラブル事例と解決方法

リフォームにおいてのトラブルが急増しています。
この記事ではトラブルにならないよう、トラブル事例をご紹介します。
リフォームは全てをリフォーム会社に任せるのではなく、明確な契約を交わしたり求めているリフォーム内容を伝えたりすることが重要です。

リフォームで起こるトラブル事例(施工前・施工中・施工後)で紹介します

リフォームで起こるトラブル事例をご紹介してますので、ぜひ今後の参考にしてください。
施工前や施工中、施工後とそれぞれトラブルの傾向が異なります。

 

リフォーム前のトラブル事例

■見積もり内容が理解できない

 

【事例】
見積もりの内容を理解できず不安。


【解決】
見積もりの書き方は定型なものがなくリフォーム事業者によって異なります。
リフォーム会社の中には一式の合計金額だけを書いていることもあります。
リフォーム会社に明確に記載するように伝え、もし対応いただけない場合は、この時点でリフォーム会社を変更することも検討しましょう。

 

■工事が始まらない

 

【事例】
一括で支払いをしているのになかなか工事が始まらない。


【解決】
このようなケースがないように、リフォーム業者に一括で支払いをするのは避けてください
まずリフォーム会社に状況確認することが必要ですが、リフォーム会社が取り合ってくれない場合は消費生活センターなどに相談をする必要があります。

 

 

■訪問販売で契約をしてしまった

 

【事例】
訪問販売で担当者と気が合って契約をしたら明らかに相場よりも高い金額で契約をしていた。


【解決】
このケースは決して少なくありません。契約をしてから4日間であればクーリングオフの対象になります。8日間を過ぎている場合は国民生活センターに相談をしてみましょう。

 

リフォーム中のトラブル事例

■近所からクレームを受けた

 

【事例】
マンションの部屋をリフォームしていたのですが、近所からうるさいとクレームが来ました。


【解決】

リフォーム会社だけでなく、施主が工事前に挨拶にいくことも重要です。
また、工事の時間帯に気を付けるのはもちろんですが、周辺に住んでいる人が家にいる可能性が高い週末、お盆、年末年始などは避けるべきです。

施工が完了した後でも、必ずご近所さんへのあいさつ回りをしましょう。
「お世話になりました」と一言添えるだけで良いのです。そうすることで、近隣住民との関係は良好なものになりますし、これからのトラブル防止にもつながります。

 

■リフォームが長引いてトイレが使えない

 

【事例】
元々の予定よりもリフォーム期間や時間が長引きトイレが使えなく困っている。


【解決】
明らかに業者に落ち度がある場合は消費者センターや国民生活センターなどの機関に相談をしてみましょう。

 

 

家具や壁が破損してしまった

 

【事例】
リフォームの際中に家具や壁が破損して困っている


【解決】
リフォーム会社は必ず家具や壁などが汚れたり破損したりしないように養生をします。しかしそれでも破損があった場合は、業者が加入している損害保険を活用して補償を受けることができます

 

リフォーム後のトラブル事例

イメージが違う

 

【事例】
リフォームが終わってから、壁紙やトイレの向きなどイメージと違った


【解決】

リフォームは依頼する側とリフォーム会社による認識の相違によってトラブルが起こりがちです。そのため依頼する側にとっても出来るだけ明確に、必要としていることをリフォーム会社に伝えることが重要です

 

 

見積もりよりも金額が高くなった

 

【事例】
リフォーム前に提示された見積額とリフォームが終わってから届いた請求書の額が大きく違った


【解決】
見積書はあくまで概算になることが多く、そこからどのようにリフォームを進めていくかによって金額が変わります。見積書の金額で必ず進めるためには、どのようなリフォームにするのか細かく設定しておくことが重要です。決めた内容を仕様書として文章でまとめることによって証拠にすることができます

また、請求書に納得が行かない場合は消費者センターや住宅リフォーム紛争処理支援センターに相談することをおすすめします。

 

巾木のコーキングトラブル

 

【事例】
巾木が斜めになったり割れたりなどトラブルが起きている


【解決】

通常はフロアタイルを張ってから巾木を設置するのですが、逆の流れになるとこのようなトラブルになります。
リフォーム業者に連絡をして対応をしてもらってください。もし業者が対応しないようであれば、住宅リフォーム紛争処理支援センターに相談するとよいでしょう。

 

リフォームのトラブル発生!相談先は?

リフォームのトラブルが発生した場合は次の解決方法があります。

  • 消費生活センターで相談する
  • 住宅リフォーム紛争処理支援センターで相談する
  • クーリングオフ制度を利用する

 

消費生活センターで相談する

相談先名 電話番号 営業時間

国民生活センター
平日バックアップ相談

03-3446-1623 10時~12時、13時~16時(平日のみ)

国民生活センター
お昼の消費生活相談

03-3446-0999

11時~13時(平日)

 

相談事例】

リフォーム会社に何度見積もりの内容を明確にするよう依頼しても対応してくれなかったので、消費生活センターに連絡しました。
消費生活センターではリフォームを事前に防ぐためのアドバイスをしてくれるので、契約前であっても相談をすることをおすすめします。

訪問販売でのトラブルがあった場合でも消費生活センターに相談したところ、クーリングオフが適応することを教えてくれた例もあります。

 

住宅リフォーム紛争処理支援センターで相談する

相談先名 電話番号 営業時間

住まいるダイヤル

0570-016-100 10時~17時(平日のみ)

 

相談事例】

リフォーム業者が対応してくれなくなり困っていたので住まいるダイヤルに連絡しました。一級建築士だけでなく、弁護士の女権を受けながら回答してもらえたので解決することができました。

 

クーリングオフ制度を利用する

相談先名 電話番号 営業時間

クーリングオフ相談サポート 

050-5578-9800 24時間受付可能

 

相談事例】

相談パートナーなので、まずは無料で相談することでクリーンオフが適応になるかどうか、実際に制度を利用するならどのように進めるかのサポートをしてくれます。24時間、年中無休で利用できるので安心です。

 

リフォームトラブルを未然に防ぐ5つの方法

リフォームトラブルを未然に防ぐためには次の5つの方法があります。

  • 打ち合わせは綿密に行う
  • 打ち合わせ内容をメモに残す
  • 施工前に全額支払わない
  • リフォーム前に写真をとり記録を残す
  • リフォームが終わったあと業者と確認を行ない確認書にサインする

 

打ち合わせは綿密に行う

リフォームによるトラブルは依頼者とリフォーム会社による認識の相違によることが多いため、打ち合わせは綿密に行うことが重要です。
ただ漠然と説明をするのではなく、より具体的に希望を伝えるようにしましょう。

 

打ち合わせ内容をメモに残す

いくら綿密な打ち合わせをしてもメモを残さなければ言った言わないとなり、トラブルの原因となります。
必ずメモを残して、仕様書などの書面にしておくと後からもめることはありません。

 

施工前に全額支払わない

リフォーム会社に施工前に全額を支払うのは危険です。全額支払いを請求してくる場合はお断りするようにしましょう。

 

リフォーム前に写真をとり記録を残す

リフォームをしてもらった後に、破損が見つかる可能性があります。しかし、リフォーム前の写真を残しておかないとリフォームによる破損かどうか証明することができません。そのため、必ずリフォーム前に写真を残しておくことが重要です。

 

リフォームが終わったあと業者と確認を行ない確認書にサインする

リフォームが終わった後は必ず業者と確認をしてから確認書にサインをしてください。サインをした時点で、リフォームの内容で納得したことになります。

 

リフォームのトラブルを起こさないためにはしっかりとした業者選びが大切

リフォームは特別な資格が必要なわけではありません。 そのため日本には様々なリフォーム業者があります。しかし、十分なコミュニケーションをとらなかったり、スキルを持っていなかったりする業者も中には存在します。

リフォームのトラブルを起こさないためには、 まずしっかりとした業者選びをするようにしてください。

業者の実績やコミュニケーションの取り方、明確な見積内容などを意識してリフォーム業者を選ぶことによってトラブルを削減することができます。

リフォームに関しての悩みや、お困りごとがあればご相談ください。

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